きんちゃんの日本百名山→金剛山

金剛山
日  時 2009年12月19日(土)〜20日(日)
山  名 金剛山(こんごうざん)1125m
山  域 金剛山地中部
メンバー 17人

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コースタイム
12月19日(土)曇り
金剛山府営駐車場 14:00 − 寺谷 − 15:30 転法輪寺 15:40 − 湧出岳 − 16:30 香楠荘
12月20日(日)曇り
香楠荘 7:00 − 伏見峠 − 7:35 金剛山府営駐車場

 今年の登り納めは(といっても、そんなに登っていませんが)、かつらぎ山岳会の金剛山忘年山行となりました。5月の「金剛山すき焼きパーティ」が好評だったので、その時に話が出た香楠荘(こうなんそう)で忘年会の企画がとんとん拍子にまとまったのです。 

金剛山府営駐車場
 集合は山の上にある香楠荘ですが、なぜかほとんどの参加者が登山口の駐車場に集まっていました。みんなで仲良く香楠荘を目指します。

寺谷コースを登る
 登山コースは、5月の時は文殊尾を登ったので、今回はその隣の寺谷コースにしました。
 登り始めるとすぐに暑くなり、服を1枚脱ぎます。アイゼンは持っていましたが、結局装着せずに登ってしまいました。

岩屋文殊
 途中、寄り道して岩屋文殊に立ち寄りました。案内板には、「役行者ご修行の地で、ご利益は入学や進学勝利への道等あらゆる知恵を授けられます」とあります。ご利益がありそうです。

転法輪寺
 転法輪寺は、午後3時半という時間帯もあるのか、人影もまばらで閑散としていました。

金剛山頂
 売店の前には、雪山がありました。かまくらでも作ろうとしているのかな?

気温−4°
 気温はマイナス4°。じっとしていると非常に寒いです。

転法輪寺から葛木岳へ、スギの大木の中を歩く
 スギの大木を見ながら、香楠荘を目指します。途中には、湧出岳の一等三角点や大阪府最高地点、展望台などの立ち寄りスポットがあります。

湧出岳の一等三角点
 湧出岳の一等三角点は、登山道から少し入ったところにあります。電波塔の横にあって少し味気ないですが、それでも一等三角点。立ち寄る価値はあると思います。

大阪府最高地点
 大阪府最高地点も、登山道から少し入ったところにあります。
 なぜ、大阪府最高地点なのか。それは、金剛山の葛木岳や湧出岳の山頂一帯は奈良県にあるため、この奈良県と大阪府の境にある稜線上の地点1053mが大阪府の最高地点となるのです。

展望台から湧出岳(右)と葛木岳(左)を望む
 展望台から見る金剛山頂一帯は、のっぺりとしてあまり特徴がありません。

展望台から関空方面を望む
 展望台からは、関西国際空港やりんくうゲートタワービルが望めます。天気が良ければ、かなりの展望を期待できそうです。

忘年会
 本日の香楠荘は、我々の貸切となりました。というのも、この雪と強風でロープウェイがとまり、キャンセルが相次いだそうです。香楠荘職員さんから何度も電話をいただき、ロープウェイが運休していることや、府営駐車場に無料で駐車できるよう手配したことなど親切におしえていただきました。香楠荘に到着した時は、ほんとうに嬉しそうな顔で出迎えてくれたものです。
 冷え切った体を、古代ひのき風呂で温めます。風呂の窓からは、湧出岳が見えます。体が温まり、ほっとした満たされた気持ちになります。
 忘年会のメニューは、うどんすきです。「この忘年会ええなあ。やっぱり、山でやらんとな。来年もやろか」など、ワイワイガヤガヤと忘年会は盛り上がりました。

香楠荘クリスマスイベントの落語会
 宴会の後は、クリスマスイベントの落語会が隣の大広間で開催されました。香楠荘職員が嬉しそうに我々を出迎えてくれた本当の理由は、この落語会が開催できたことなのです。だって、我々が来なければ、他に客がいないので落語会は中止になっていたのですから。
 落語会は1時間余りあっただろうか。最初はなかなか良いなあと思ったが、途中から眠くなり、早く終わらないかと思いました。
 落語会が終わり、部屋に戻って飲みなおしです。ほとんどのメンバーが集まってきて、今年の山行の思い出や、来年の計画など楽しい時間を過ごしました。

早朝の香楠荘
 翌日、私とM氏は所要のため、朝食抜きで7時に香楠荘を出発です。念仏坂は急坂のため、アイゼンを着けました。M氏といろいろ話しながら歩きました。
 来年もこの忘年山行、やりたいものです。
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