きんちゃんの日本百名山→六甲全山縦走

2009 KOBE 六甲全山縦走大会
日  時 2009年11月23日(祝)
山  名 六甲山(ろっこうさん)931m
摩耶山(まやさん)702m
山  域 六甲山地
メンバー 9名

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コースタイム
11月23日(祝)晴れ
須磨浦公園 5:40 − 7:45 横尾山 7:45 − 8:55 妙法寺小学校 9:00 − 9:35 高取山 9:35 − 10:20 鵯越駅前 10:35 − 11:40 菊水山(チェックポイント) 11:50 − 12:40 鍋蓋山 12:50 − 13:35 桜茶屋 13:35 − 15:20 摩耶山掬星台(リタイヤ)

 昨年に続き、六甲全縦に参加した。今年は、かつらぎ山岳会から9名の参加です。そのうち、女性が一人。残念ながら私は掬星台でリタイヤしましたが、他のメンバーは全員完走です。初参加のNさんも見事完走されました。すごいです。反面、私はほんとうにくやしい。大いに反省し、来年、リベンジを果たします。
 昨年は、神戸のホテルに前泊しましたが、今年はジャンボタクシーで行くことにしました。南海岸和田駅を4時に出発し、1時間弱で須磨浦公園に到着しました。驚いたことに、スタートを待つ行列が下の国道まで延びてきています。あわてて最後尾に並び、昨年より20分遅れのスタートとなりました。

鉄拐山を過ぎたあたりで夜が明ける
 あいかわらず、鉢伏山までは正月の初詣のように人が多いです。

高倉台団地と栂尾山・横尾山(おらが茶屋から高倉台に下りる階段途中で撮影)
 ところが、今年は旗振山から鉄拐山にかけても人の多さは変わりません。昨年はこのあたりになると、少し空いてきたのですが・・・。おらが茶屋でトイレ休憩した後、高倉台団地に下りる階段で早くも渋滞が発生しました。

まだ眠る高倉台団地
 団地はまだ寝静まっています。

栂尾山の階段のかなり手前から渋滞が発生
 なんと、栂尾山の階段の渋滞が、こんなところまで延びてきています。しかも、ほとんど動きません。時間が経つばかりで焦ります。

横尾山付近(渋滞で立ち止まっている時間のほうが長い)
 ようやく階段を登り終えて、尾根道に出てもこの有り様です。なんでこんなところで止まってしまうのか、わけがわかりません。

高取山を望む(須磨アルプスから撮影)
 イライラが募るなか、行く手に高取山が見えてきました。しかし、目の前の須磨アルプスは相変わらず渋滞で遅々として進みません。いったい、いつになったらこの渋滞が解消されんねん・・・と怒りたくもなります。

渋滞の須磨アルプス
 須磨アルプスの渋滞はご覧のとおりです。延々と続く渋滞にうんざりし、焦りも生じてきました。我が会の他のメンバーも見当たらないし、たぶん、おらが茶屋でトイレ休憩している間に抜かされてしまい、私が最後尾になっているのだと思いました。

須磨アルプス
 歩いては立ち止まる。そして、立ち止まっている時間のほうが長いように感じる。参加要項には、渋滞がいやなら参加はしないでくださいと書いてあるが、そうはいっても全縦には参加したいし・・・。
 もし来年も参加するなら、渋滞の対策を真剣に考えなければならないと思いました。
 東山を過ぎて、ようやく渋滞から開放されました。遅れを取り戻そうとペースを上げます。

高取神社
 高取神社に立ち寄りました。おじさんが話しかけてきて「縦走参加者はここには来ないのだが・・・。この時間だと、宝塚ゴールは午後9時頃だな」と言います。縦走路はこの下を通っていて、たしかに縦走参加者はここまで登ってこないようです。しかし、午後9時と言われたのがショックでした。ここまで、かなりペースを上げて歩いてきたつもりですが、コースタイムを見ると、なるほど、この時点で昨年より50分遅れであります。

高取神社から神戸市街地を望む
 今回は、午後7時のゴールを目標に掲げてきましたが、渋滞で大幅な時間のロスとなり、果たして50分遅れを挽回することが出来るのか?この時点では、まだ行けると思い、余裕があったのですが・・・。

神戸電鉄有馬線・鵯越駅
 結構ペースを上げて歩いたつもりですが、鵯越(ひよどりごえ)に着いても、なお50分の遅れは取り戻せません。ここにきて高取山のおじさんが言った午後9時が現実味を帯びてきました。内心穏やかでなくなってきました。

菊水山
 菊水山は、相変わらずたくさんの人で賑わっています。全員が全縦参加者ではなさそうですが、それでも人が多いです。ここに来ても、まだ50分遅れのままです。

鍋蓋山
 菊水山から鍋蓋山にかけてのアップダウンで、とうとう足に痛みが出てくるようになりました。ふくらはぎのあたりが変です。地図を開き、リタイヤのポイントと、帰りの交通を調べます。

大龍寺
 大龍寺に下りてきました。ここにはバス停があります。しかし、ここでバスに乗ってリタイヤというのが、雰囲気的にふさわしくないというのか納得出来なくて、次の摩耶山まで行くことにしました。

市ガ原
 市ガ原は、多くの人がそれぞれのスタイルで楽しんでいます。市ガ原を渡るとすぐに桜茶屋です。

桜茶屋
 桜茶屋は、昨年より人が少ないような気がしました。時間が遅いせいかもしれません。摩耶山への登りでは、ふくらはぎの痙攣が頻繁におこり、まともに歩けなくなってしまいました。ほんとうになさけないです。
 山登りは、半分以上は気力だと思います。しかし、今回の全縦参加は、仕事の事やいろんな事があって、完走に向けてのモチベーションがまったくあがりませんでした。こうなってはもう歩くことが出来ません。
 言い訳になりますが、摩耶山でのリタイヤは、ある程度想定していました。しかし、やはりリタイヤはくやしいです。来年こそ、午後7時のゴール目指して頑張りたいと思います。
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