きんちゃんの日本百名山→六甲全山縦走

2010 KOBE 六甲全山縦走大会
日  時 2010年11月14日(日)
メンバー 19名

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コースタイム
11月14日(日)曇り
岸和田2:30 =(マイクロバス) = 4:00 須磨浦公園 5:25 − 須磨アルプス 7:10 − 妙法寺 7:55 − 鵯越駅前 9:30 − 菊水山 10:40 − 鍋蓋山 11:33 − 大龍寺 12:15 − 摩耶山掬星台 13:55 − 六甲山郵便 15:08 − 六甲ガーデンテラス 15:39 − 東六甲分岐点 16:40 − 19:05 宝塚ゴール 〜 ナチュールスパ宝塚入浴 〜 20:10 = (JR) = 22:00 岸和田

 いよいよ2009年全縦のリベンジを果たすときがきました。合計3回に及ぶ練習(1回目:須磨浦公園〜鵯越、2回目:鵯越〜六甲ガーデンテラス、3回目:六甲ガーデンテラス〜宝塚)の成果は発揮出来るのか?
 全縦に挑戦して今回で3回目。回を追うごとに参加者が増えて、2010年はなんと19名。これでは昨年のようなジャンボタクシーというわけには行かず、マイクロバスをチャーターすることにしました。
 岸和田を午前2時30分に出発。途中、高速道路が一部通行止めになっていたため、予定より少し遅れて午前4時に須磨浦公園に到着。すでに順番待ちの行列が駅まで延びてきていました。あわてて並びますが、2008年の時よりはかなり後のほうになりました。

5:25 六甲全山縦走大会出発地点
 結局、スタート出来たのは午前5時25分となりました。記念写真を撮ってもらい、トイレを済ませて鉢伏山の登りにかかります。過去2回の経験では、この登りですでに余裕がなくなり、自分を見失っていましたが、今回は2週間前に練習で登っているので、気持ちに余裕を持ってこの登りをこなすことが出来ました。

7:10 須磨アルプスと左奥に高取山
 昨年に比べて、今回、渋滞はほとんどありませんでした。スタート時間は、昨年より確かに15分早いのですが、それでこれだけ違うものなのでしょうか。よくわからないのですが、渋滞はほんのちょっとしたことが原因で発生するのではないのでしょうか。例えば、誰か遅い人がいるとして、その人が道を譲らずに歩き続けると、その人を起点として渋滞が発生するのです。だいたい渋滞は、上り下りの段差の大きいところと階段で発生するようです。こういうことを考えると、渋滞に巻き込まれるのは、もう運がわるいと諦めるしかありません。どうしても渋滞がいやなら、5時一番にスタート出来るよう、早くから並んで待つしかないのではないでしょうか。 

7:41 横尾の住宅街を行く
 横尾の住宅街は、あまり飛ばし過ぎないようゆっくり目に歩きます。

7:55 妙法寺
 妙法寺で1回目の休憩を入れます。持って来たおにぎりを2個食べました。ここで食べておかなければ、次の高取山は登れません。
 高取山の頂上には、高取神社があり開運・諸願成就の神社として参拝者も多い。六甲全山縦走路は、神社に立ち寄らずに迂回路を通るように設定されています。
 それにしても、この高取山は何度登っても途中でバテてしまいます。標高は328mで、標高差は200m余りしかないのですが、登っている時間が長く感じられるのです。

9:30 神戸電鉄 鵯越駅
 鵯越駅に9時30分着です。須磨浦公園から4時間05分かかりました。練習の時は4時間10分で、あんまり変わりません。まあ、こんなもんでしょうか。
 おにぎりを1個食べて菊水の登りに備えます。

10:40 菊水山 第1チェックポイント
 菊水の階段も苦手です。階段が狭いので、後につけられると道を譲りたくても譲れないので、息を切らせながら必死に登らなければならないのです。こういう時の渋滞は天の助けで、休憩できるのでほっとします。

11:03 天王吊橋
 菊水から天王吊橋までの下りは、結構長く感じました。人が多くて段差の大きいところでは立ち止まるため、自分のペースで下れない苛立ちがあったようです。

11:33 鍋蓋山頂上
 鍋蓋の登りはそんなに苦手ではありません。なぜかここの登りは自分のペースで歩けるのです。相性が良いのかもしれません。
 鍋蓋の頂上でおにぎり1個を食べて元気をつけます。

12:15 大龍寺
 大龍寺に下ってきました。たくさんの人が休憩しています。美味しい豚汁が売られていたので、塩分補給に購入しました。豚汁とおにぎり1個を食べて元気をつけます。持ってきたおにぎりはこれでなくなりました。
 いよいよここから全縦の最大の難関、摩耶山の登りが始まります。高取山、菊水山、鍋蓋山の標高差は、何れも200m余りですが、摩耶山はその倍の400m余りあるのです。
 昨年は、この摩耶山の登りで足が痙攣してリタイヤしたという苦い経験をしました。とにかく、オーバーペースにならないよう、ゆっくりゆっくり登ることを心がけました。 

13:55 摩耶山掬星台 第2チェックポイント
 なんとか13時55分に掬星台に着きました。13時頃には着きたかったのですが、まあ仕方がありません。自分のペースで歩けてきたことが良かったのか、足の痛みもないし、体もまだまだ元気です。ホットレモンを2杯ご馳走になり、六甲ガーデンテラスに向けて出発です。

15:08 六甲山郵便局の甘酒無料サービス
 六甲山郵便局の甘酒無料サービスは、ほんとうにありがたいです。美味しいし、体が温まり元気が出ます。

15:39 六甲ガーデンテラス
 摩耶山からはスピードアップを図りたいところですが、なかなかそのきっかけがつかめずに失速ぎみになってしまいました。練習の時よりも20分ほどよけいにかかっています。どうも、マラソンで言えば、集団の遅いペースから抜け出せずにズルズルいってしまったという感じです。

16:40 東六甲縦走路分岐点
 一軒茶屋で月見うどんを食べて塩分補給をし、あとは下るのみです。
 縦走路分岐点から山道に入り、いよいよエンジン全開です。渋滞もなく快調に飛ばします。
 大谷乗越付近から少し渋滞気味となり時間をロスしました。

19:05 宝塚ゴール
 塩尾寺からは、ジョグランで駆け下り、19時05分宝塚ゴールに入りました。須磨浦公園からの所要タイムは13時間40分でした。
 かつらぎ山岳会の完走者は、19名参加のうち8名でした。8名のうち、K氏が12時間を切り最速でした。
 私の体力では、今回以上の大幅なタイムの短縮は難しいと感じています。2010年全縦を終えた頃は、もうこんなしんどいことはしたくない、リベンジも果たしたし、今年で終わりや。と思っていましたが、最近は、来年も参加して午後6時台のゴールを目指したいと考えるようになってきました。

阪急宝塚駅前で
 ナチュールスパ宝塚で汗を流し、阪急宝塚駅前の広場に来ると、たくさんのボランティアの方々がおめでとうと歓迎してくれました。びっくりして、恥ずかしいやらうれしいやら。
 木の影になっていますが、はばタンと一緒に記念撮影もしていただきました。ありがとうございました。
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