きんちゃんの日本百名山→雲山峰
日 時 | 2009年3月1日(日) |
山 名 | 雲山峰(うんざんぽう)490m |
山 域 | 和泉山脈 |
メンバー | 12人 |
コースタイム |
3月1日(日)晴れ JR山中渓駅 9:30 − 10:10 第1パノラマ展望台 10:20 − 11:55 雲山峰 11:58 − 12:15 青少年の森 13:38 − 14:15 役の行者堂 14:25 − 16:00 JR六十谷駅 |
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かつらぎ山岳会で雲山峰に登る。近場で参加しやすかったのか、12名の参加を得て賑やかな山行となった。 山中渓から雲山峰へのコースは、紀泉アルプスとして知られており、展望が素晴らしく、関西空港・大阪湾・紀ノ川平野の壮大なパノラマ風景が楽しめる。雲山峰の標高は490mであるが、紀伊駅あるいは六十谷駅に至るコースは、そこそこ距離があって歩きごたえがある。また、山歩きの魅力としては展望もさることながら、コースの大部分が自然林であるということが大きな魅力だ。 雲山峰の名のいわれは、山と渓谷社発行・大阪周辺の山250では次のように書かれている。「雲山峰といえば、紀泉アルプスの主峰で、雨ガ森大明神とも呼ぶ。古くから和泉の海を行く船が航路の目標にした山で、雨の降る前には、まずこの山に雲がかかることからついた山名である。」 |
シダの多い登山道を行く |
阪和自動車道のトンネルを抜けて、すぐ左の道をとると登山口が現れる。シダの多い道で、第1パノラマ展望台まで急坂が続く。植林が多い和泉山脈の中にあって、この山中渓から雲山峰周辺は自然林のままで、標高こそ低いが、山登りの対象としてはほんとうに良いコースである。 |
第1パノラマ展望台 |
山中渓駅から40分で第1パノラマ展望台に到着。展望台は、謳い文句どおり、関西空港を正面に大阪湾を一望し、その奥には昨年11月に縦走した六甲全縦の山並みが広がり、見事な眺望を楽しめるビューポイントであった。 |
雲山峰頂上 |
パノラマ展望台からは尾根歩きとなり、細かなアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を上げていく。イノシシが食べ物を探すために土を掘り返したところが無数にあり、登山道はデコボコになっていた。ヌタ場(イノシシなどの動物が、体表に付いているダニなどの寄生虫や汚れを落とすために泥を浴びる場所のこと。)も数箇所あった。 四ノ谷山の肩を越してから雲山峰まで快適な尾根歩きが続くが、そこそこ距離があるため、まだかまだかという頃になってようやく頂上に着いた。 雲山峰の頂上は樹林に囲まれているため展望はよくない。場所も狭いため、記念撮影を済ませると、次の昼食場所である青少年の森に急ぐ。 |
青少年の森にて |
青少年の森は明るくて広く、紀ノ川平野から和歌山市街が一望できる絶好のビューポイントである。大勢のハイカーが休憩していた。日向にいるとポカポカと暖かく、ほんとうに気持ちが良いところであった。 ぜんざいは、作るのに少し時間がかかったが、甘くておいしいと好評であった。私は、飲んで食べるのに夢中で、肝心の食事風景の写真を撮るのを忘れてしまいました。 |
青少年の森を出発 |
お腹一杯になって青少年の森を出発する。東屋の六角堂は青少年の森のすぐ下にありました。登山道は終始こんな感じで歩きやすかったです。土の登山道で、クッションが良かった。 |
役の行者堂 |
下山は、紀伊駅と六十谷駅のどちらにでも行けるが、我々は六十谷駅に行くことにした。途中にある「役の行者堂」にはトイレがあり休憩する。 役の行者堂からは車道歩きとなり、のんびりと早春の風景を楽しみながら六十谷駅まで歩いた。 ※打ち上げが盛り上がったことは言うまでもなく、次の山行は、5月にI氏のホームグラウンドである「金剛山で鍋にチャレンジ!」に決まりました。我がかつらぎ山岳会の山行は、当分、近場でグルメ路線が主流となりそうです。 |